レンズ交換式デジタルカメラ「NEX-5」および「NEX-3」 [カメラ]
本日、ソニーは、APS-Cサイズ相当の撮像素子を採用したレンズ交換式デジタルカメラ「NEX-5」および「NEX-3」を6月3日から順次発売と発表した。
2月のPMA2010でソニーが年内の発表を予告していた製品
・オリンパスやパナソニックのマイクロフォーサーズ機と同じく、ミラーレス構造の製品
・APS-Cサイズ相当(23.4×15.6mm)になる点が特徴だ。ボケ表現、ダイナミックレンジ、高感度ノイズなどの面で有利
・NEX-5を世界最小・最軽量としている。本体のみの外形寸法は、
NEX-5が約110.8×38.2×58.8mm(幅×奥行き×高さ)
NEX-3が約117.2×33.4×62.6mm(幅×奥行き×高さ)
・重量は、NEX-5が約287g、NEX-3が約297g
・手ブレ補正機構はソニーαが得意とするボディ内ではなく、レンズ内方式を採用した。
E 18-55mm F3.5-5.6 OSSに手ブレ補正を搭載し、動画記録時にも手ブレ補正が働く
E 16mm F2.8は手ブレ補正機構を搭載していない
・アンチダスト機構を採用するが、センサー前に配置した光学ローパスフィルターを振動させる方式
・静止画機能のスペックはほぼ同じ。
・主に違うのは動画記録機能になる。
NEX-5はAVCHDに準拠し、フルHD(1,920×1,080ピクセル)での記録が可能。
(1,920×1,080ピクセル/17MbpsのAVCHDに加え、1,440×1,080ピクセル/12Mbps、または640×480ピクセル/3MbpsのMP4記録が可能)
一方NEX-3は1,280×720ピクセルのMPEG-4記録にとどまる
(1,280×720ピクセル/9Mbps、1,280×720ピクセル/6Mbps、640×480ピクセル/3Mbps)
・撮像素子は有効約1,420万画素のCMOSセンサー
・レンズマウントは、新たに設計した「Eマウント」を採用。35mm判換算の画角は、実焦点距離の約1.5倍
・3型ワイド92万ドットの「Xtra Fine」液晶モニターを採用。チルト可動式で、上方向80度、下方向45度のチルトが可能。収納時は背面のラインと同一化し、フラットになる
・記録メディアはメモリースティックデュオ系とSDXC/SDHC/SDメモリーカードに対応。
TransferJetはサポートしない。なお、Eye-Fiカードに対応し、メニュー内にEye-Fiカードを利用したアップロード機能の入/切を設定できる
・内蔵ストロボは非搭載だが、本体上部の「スマートアクセサリーターミナル」に差し込む外部ストロボ「HVL-F7S」が、すべてのレンズキットに付属する。ガイドナンバーは7
・連写性能は最高約7コマ/秒(APS-Cサイズ、Fine Lの設定)。通常連続撮影時は約2.3コマ/秒となる
・サイバーショットでおなじみの「スイングパノラマ」も装備、また、スイングパノラマを利用した「3Dスイングパノラマ」を初搭載
・顔検出機能も装備、人物ブレ軽減モードや手持ち夜景モード
・オプションとして、既存のαレンズをEマウントに装着するためのマウントアダプター「LA-EA1」(2万1,000円、6月発売)を用意(従来のαマウントレンズを使うと、手ブレ補正なしでの撮影になる)また絞り機構はマウントアダプターに装備し、AEに対応。絞りの調整を本体側から行なえる。ただしAFは非対応
AVCHDの動画記録性能を求めなければ、価格の安いNEX-3で良いか??
NEX-5が約8万円から9.5万円
NEX-3が約6.5万円から8万円の価格予想である
・発売ニュース記事、発表会記事、レンズ類、製品写真、特別体験会
・プレスニュース、オフィシャルサイト、テスト撮影記事、マウントアダプター
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