SSブログ

震源域、水深3200mの海底に亀裂…三陸沖 [雑記]

「海洋研究開発機構は15日、東日本大震災で生じたと見られる震源域の海底の亀裂などの画像を公開した。
 三陸沖の水深約3200メートルで見つかった亀裂(地点2)は幅20センチ、長さ数十メートルを超える。有人潜水調査船「しんかい6500」から撮影した。
 調査は7月30日〜今月14日、岩手―宮城県沖の日本海溝周辺の3か所で行われた。3地点で20110815-636083-1-L.jpg最も北の岩手沖180キロ(地点1、水深5350メートル)では、幅1メートル、長さ80メートルの亀裂も見つかった。
 日本海溝付近ではほとんど確認されていなかった集団繁殖するバクテリアも見つかった。地震による地すべりで生物が死滅し、地下からバクテリアが好む有機物などが生じた結果、繁殖した可能性があるという。チームリーダーの藤倉克則・首席研究員は「これまでの地震と比べ、より多くの亀裂が見つかった。継続して調査したい」と話している。」

「大震災の震源断層を掘削へ…探査船「ちきゅう」

東日本大震災を引き起こした震源断層を掘削し、海底地盤の変化を調べる国際共同計画が、日本の海洋研究開発機構などの参加で来春にも実施される見通しになった。
20110813-615241-1-L.jpg 地震直後の摩擦熱が残る海溝型地震の断層を掘削する世界初の試みで、マグニチュード9・0という巨大地震の解明につながる成果が期待される。
 掘削調査は、日米など24か国によるプロジェクト「統合国際深海掘削計画(IODP)」の一環として検討されている。来春にも同機構の地球深部探査船「ちきゅう」を投入し、プレート(岩板)の境界が最も大きく動いた宮城県沖の海底(水深6000〜7000メートル)で、地下1000メートルまでの断層を含む地層を採取する予定だ。
 東日本大震災では、日本海溝付近で最大20メートル以上もプレート境界がずれたと推定されている。しかし、これほど大きく動いた理由は分かっていない。また、プレート境界だけでなく、陸側のプレート内部で枝分かれした断層も動いたため、津波が大きくなった可能性も指摘されている。」

亀裂の海底ビデオ

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。