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度重なる事故?? [雑感]

6年前の事故を受け、安全指針を変更したが、相変わらずの適用を新規設置に限った結果が痛ましい事故と成った?? この様な、事故を受け安全指針変更適用を新規品に限って適用してきた国土交通省等が痛ましい事故が減らない原因を作っている。

先日の、高速道路のガイドレール安全性欠無くに因って起きたとも言える、高速バス事故(最新の安全指針であればあんな悲惨な事故と成っていない)、昨年発生した、福島原発事故も、第三世代準じた、改修指示をしていれば、あれほどの事故とは成っていない。

高速バス事故を受け、2015年?設計販売される高速バスのみに自動ブレーキの設置の方針が示されたが、相変わらずそれ以前に販売された高速バスのは設置義務無しの様だ!! 

 

国交相 エレベーターに安全装置検討へ

 

『羽田国土交通大臣は2日の閣議のあとの会見で、先月31日に金沢市のホテルで清掃会社の従業員の女性がエレベーターに挟まれ死亡した事故を重くみて、エレベーターに安全装置の設置を促す新たな対策を検討する考えを示しました。

6年前、東京・港区のマンションで男子高校生がエレベーターに挟まれて死亡した事故をきっかけに、国土交通省は3年前に法律を改正し、エレベーターのブレーキを二重にするなどの安全装置の設置を義務づけましたが、法改正以前に設置されたエレベーターは義務づけの対象になっていません
これについて、羽田国土交通大臣は、31日に金沢市で起きた事故を重くみて、「国土交通省の事故調査部会が進めている金沢の事故の原因調査の結果を踏まえたうえで、法改正以前に設置されたエレベーターにも、安全装置の設置を促す新たな促進策を検討したい」と述べて、安全装置が義務づけられていないエレベーターの安全性を高める対策を検討する考えを示しました。
さらに羽田大臣は、再発を防ぐため、事故が起きた「シンドラーエレベータ」製のすべてのエレベーターについて、自治体を通じて緊急点検を行うことを明らかにしました。』

 

事故のエレベーター 目立った損傷なし

 

『先月31日、金沢市のホテルで、清掃会社の従業員の女性がエレベーターに挟まれ死亡した事故で、警察のこれまでの調べではエレベーターに目立った損傷は確認されず、警察は、さらに現場検証を行い、構造や部品を詳しく分析することにしています。

この事故は、先月31日、金沢市の「アパホテル金沢駅前」で、清掃会社の従業員で石川県能美市の前多外志子さん(63)が、扉が開いたまま上昇した従業員用のエレベーターと天井の間に体を挟まれ死亡したものです。
警察は1日、メーカーの「シンドラーエレベータ」の中部支社などを捜索し、点検記録などを押収しました。
警察によりますと、1日の現場検証では、エレベーターにワイヤーが破断するなどの目立った損傷は確認されなかったということです。また、女性の死因は胸や腹部を強く圧迫されたことによる窒息死でした。
警察は、なぜエレベーターが扉が開いたままの状態で動いたのか、今後、1週間から2週間程度かけて現場検証を行い、構造や部品を詳しく分析することにしています。』

なぜ起きた エレベーター事故

 

『金沢市のホテルで清掃会社の従業員の女性がエレベーターに挟まれ死亡した事故は、これまでの調べで死亡した女性はエレベーターの扉が開いたまま上昇しているのに気付かず、つまづいて中に倒れ込み、上半身がエレベーターの床と4階の天井の間に1時間近く挟まれていたことが分かっています。
警察は、エレベーターの機能に何らかの障害が起きていたとみて、メーカーや保守点検会社の担当者から話を聞くなどして原因を詳しく調べています。

 

エレベーターの仕組みは

今回のエレベーターの仕組みは、人を乗せる「かご」と、釣り合いをとる「おもり」が、滑車を介してワイヤーでつり下げられていて、滑車をモーターの力で回転させることでかごを上下させます。
ある階にかごを停止させるにはまず滑車の動きを止め、さらにモーターの回転を滑車に伝える部分をブレーキで押さえつけ、ロックをかけることで、かごが勝手に動きださないようにします。
平成21年以降に義務づけられた、いわゆる「ブレーキの二重化」は、このブレーキを1か所ではなく2か所にして安全性を高めようという仕組みです。
さらに扉が閉じた状態にならないとモーターに電気が流れないようにするなどして事故を防ぐ仕組みもあります。
エレベーターは、「かご」より「おもり」の方が重くなっていて、ブレーキがかかっていなければかごが上昇するようになっているということです。
今回の事故の原因は分かっていませんが、扉が開いた状態でエレベーターが上昇を始めていることから、専門家は、何らかの不具合で、ブレーキの効きが弱くなったり、扉が開いている時は止まっているはずのモーターが動きだしたりするなどのケースが考えられるとしています。

ブレーキ「2重化」に課題も

今回の事故と同じように、エレベーターの扉が開いたまま動き出した事故は、6年前の平成18年に、東京・港区のマンションでも発生し、男子高校生が、エレベーターの床部分と出入り口の間に挟まれて死亡しました。
その後の警察などの調査で、エレベーターのワイヤーを巻き上げる機械でブレーキの板が摩耗し、ブレーキが効かなくなっていたと見られることがわかりました。
この事故を受けて国土交通省は、3年前の平成21年9月に建築基準法を改正し、新たに設置されるエレベーターには、ブレーキを二重にするなど安全装置の設置を義務づけました。
しかし、法改正以前に設置されたエレベーターについては、既存の建物にはただちに法律を適用せず、増改築などの際に適用するという建築基準法の原則から義務づけの対象になりませんでした。
国土交通省によりますと、法改正前に設置されたエレベーターは、全国におよそ70万台あり、このうちおよそ40万台は、ブレーキが二重になっていないと見られています。
改修を進めるには、ワイヤーを巻き上げる機械やブレーキの板を交換するなど、大がかりな工事が必要で、2週間程度エレベーターを止めなければならず、数百万円の費用がかかるということです。
国土交通省は、今年度からホテルやマンションなど、一定規模の建物のエレベーターを対象に、改修にかかる費用のうち最大3分の1を補助する制度を始めました。
また、業界内では、ワイヤーを巻き上げる機械を交換せずに、短い工期で比較的安く取り付けることができる小型のブレーキを開発する動きもあります。
しかし費用と期間の問題に加え、商業ビルなどでは、エレベーターを止めると営業に支障が出るところがあるほか、マンションでは住民の合意が必要になることから、なかなか進んでいないのが実情です。』

 

 


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